雑に読む 第15歌「テレマコス、エウマイオスを訪れる」
いい加減帰りなさ~い
帰国前に求婚者の武勇すぐれた奴らがイタケとサモスの間で待ち伏せしているけど、土の中に埋もれると思うので安心してね 夜中であっても船を早く進めなさ~い
イタケに着いたら豚飼いに会いに行きなさ~い
朝になるまで待てとのこと
朝
帰国したいのはわかるけど贈り物を渡したいのでちょっと待って
テレマコス、自宅の財産管理をするものがいないと言う旨を伝えて固辞
お別れの食事
贈り物をくれる(二つの取っ手の盃、見事な作りの混酒器、花嫁向け衣装) 出立
どうもオデュッセウスが帰って来ることを示すらしい(ヘレネ談)
車で移動
朝
まだ走る
テレマコス、ペイシストラトスにそのまま船で下ろしてくれるように頼む。歓待されると困っちゃうので(一刻も早く帰りたい)
ペイシストラトス思案するも、これを了承
乗船、出発寸前に預言者が現れる
ここにメランプスの話が入る
一緒に乗船したいというのでテレマコスは乗せてやる
出発
また心を試そうとするオデュッセウス
懇ろにもてなすか、町へ行けと勧めるか
オデュッセウス「世話になるのも悪いし、町へ行こうと思ってて、オデュッセウスの屋敷に行って求婚者の群れの中にでも入ってみようかなって思っている、一食くらい奢ってくれるかもしれないし仕事も貰えるかも」
エウマイオス「それをするなんてとんでもない!死ぬ気?テレマコス様が戻るまではここに残るといい」
ここでオデュッセウス家族の様子を聞く
父ラエルテス:奥方がなくなって老け込む、早く死にたいとゼウスに願う 奥方ペネロペイア:求婚者たちが押し寄せていてエウマイオスは会いに行けない ついでにエウマイオスの昔の話も聞く
色々苦難したらしい(雑に読む)
面々に船を町の方へ回すように伝える、自分は農場へ行く
テオクリュメノスは神意に基づくものといい、イタケの王はいつまでも貴方がたであると伝える
テレマコスは豚飼いのところに向かうのであった(おわり)